北見IFの札幌在住メンバーと言う異色の男が、9月下旬より
『本場でBBをやりたい!』と言うわがままな考えを実現するため、旅立ちました…。
彼はBBのメッカでもあるオンタリオ州中高一貫教育の学校に『日本の文化を教える?!』
などと言うお仕事を見つけカナダに飛び立ちました。
彼はBBに出会わなければ大学卒業後たぶん真っ当な職についていたはずです…。
太郎のお父さん、お母さん、スミマセン…。
という事で、これから不定期ではありますが、太郎君のカナダ日記を掲載します。
2003年
12月
21日
日
2週間のクリスマス・ブレイクを利用して、
アルバータ州のレスブリッジに行ってきました。
写真は、去年の夏に1ヵ月間ホームステイさせて
もらったボブさんの三男、ワイアット君。
剣玉はどこに行っても人気があります。
2003年
11月
17日
月
ここの学校にはIntramural Sports Programというものがあります。
Intramural Sports Programは、部活に入っていない生徒が放課後の午後4時から5時まで
日替わりで色々なスポーツを体験するというプログラムです。
今日は私が担当だったので、学校のジムでブルームボールをしました。
テニスボールを使ったジムホッケーは何度かしましたが、
ボールがはねすぎて面白くありませんでした。
2003年
11月
04日
火
落ち葉(Nov. 04, 2003)
こちらも日に日に寒くなってきました。
写真は生徒が落ち葉を運んでいる様子です。
先頭はロシア人のアレックス、手前は香港のマーティン、陰に隠れているのが同じく香港のダニエル、そして奥にいるのが日本人のコウジです。
ここの学校はインターナショナルな学校でカナダ人、アメリカ人、ロシア人、ドイツ人、フランス人、イタリア人、イギリス人、オーストラリア人、韓国人、中国人(香港人、台湾人)、日本人、メキシコ人、
そして変人の私と様々な人が暮らしています。
落ち葉を包んでいるシーツがまるでオリンピックの旗のようで、様々な国の人々が1つの旗を持って入場行進しているようにも見えます。
2003年
10月
16日
木
お魚天国(Oct. 16, 2003)
こちらに来て20日あまり、今日はじめて魚を食べた。
うまかった。おかわりした。
あ~サンマ食べたい!!ポン鱈食べたい!!!
?!食事の不思議!?(Oct. 17, 2003)
・ ディナーには必ず甘ったるいパイかケーキが出る。
・ 朝食はシリアルだけフルーツだけの人がいる。
・ 2メートルぐらいの大男がオレより小食である。
・ リンゴが赤すぎる。農薬たくさん使ってそう。それでも皮ごと食べる。
・ どう考えてもバランスの悪い食生活の人がいる。
・ やたらと残しすぎ。
・ とにかくメープルシロップをかける。
・ 三十路を過ぎると腹が出る。
・ 常にマイカップ・マイボトルを持って、コーヒー・水を飲んでいる。
・ 校長先生に『食事はどうだ?』と聞かれ、『おいしいが、ヌードルが食べたい!!』
と軽い気持ちで言ったら、次の日インスタントラーメンを3ダース買ってきてくれた。
2003年
9月
27日
土
やっとメールが打てるようになりました。こちらは少し寒いですが、とてもいい所です。
日本で言えば、ニセコのようなのどかな所で大きな湖とカナディアンシールドの
岩肌がむき出しになった大自然の中に学校があります。
昨日はアウトドアの主任の先生と冬季間クロスカントリースキーコースになる林の中を、
下見を兼ねてお散歩をした後、中庭にある小屋のペンキを塗らされました。
今日は月曜日で8年生(中学校2年生)の授業を1日中、見せてもらいました。
生徒は落ち着きがないというかよくしゃべるし、ノートはほとんど取らないし、
休み時間は長いし、授業開始のチャイムはないしと・・・
日本の学校と違う所はたくさんありますが、少しずつ慣れていこうと思います。
今日は12年生のタカシにカヌーを教えてもらいました。
タカシは4年間こっちの学校にいて、今年卒業予定の高校3年生です。
学校にはカヌーが20艘ぐらいあって、校舎から歩いて2分の所にある湖でカヌーをしています
。
今日は自分自身カヌー2回目で、平行移動するときのDraw(引き寄せ)、
Ply(押し出し)とカヌーを真っすぐ進めるためのJ-strokeを教えてもらいました。
この学校には日本人の生徒が8人いて何かと助けてもらっています。
日中は授業を見学・参加させてもらったり、学校のパンフレットをパッキングしり、
入試問題をクリップでとめたり、学校紹介のCD-Rにラベルを貼ったりしています。
午後4時からスポーツの時間があって、いい気分転換になっています。
毎日、夜7時から9時までホームワークの時間があって、
生徒がきちんと机について勉強しているかどうかをチェックするのが私の仕事です。
まだまだ、話し足りない所もありますが、今日はこの辺で・・・。
カジュアルドレス・デー(Oct. 07, 2003)
ここの生徒は普段制服を着ていますが、今日はカジュアルドレス・デーなので、
みんな私服を着ています。
驚いたことは、カジュアルな服を着るために2ドル払うということです。
朝食のとき、いつものようにネクタイをしてダイニングホールに行くと生徒は制服ではなく、
ラフな格好でした。
生徒は朝食の受付で2ドル払って、お金を 払った証拠に腕にリボンを巻いてもらい、
『おしゃれをする権利』を買うのです。
普段制服を着るのが、そんなに嫌いなのでしょうか。
そのお金が学校の運営費になっているのか、
恵まれない子に寄付されているのか定かではありませんが、
私は2ドル払 うくらいなら、いつものままでいいと思ってしまいます。
アウトドアの先生なんかいつもと変わらない服装なのにちゃんと2ドル払っていました(笑)
彼らの言う カジュアルかカジュアルでないかの境目がはっきりしません。
そこらへん、結構アバ ウトです。
カジュアルドレス・デーは毎月第1火曜日にあるようです。
よーし、来月は2ドル払って浴衣着てやるぞ~!!
門限は何時?(Oct. 09, 2003)
門限のない生活は気楽でいいものです。
しかし、門限にうるさい親ほど子どものことをよく考えているのではないでしょうか。
ここの学校の生徒は中1から高3までの全校生徒150人くらいで、
約100人の生徒が寮生活をして、残りの生徒は毎日スクールバスで通っています。
当然ながら、ここの学校の寮にも門限があります。
寮の門限は学年によって異なり、
Grades 7&8(中学1・2年生)は9時半、
Grades 9&10(中学3・高校1年生)は10時、
Grades 11&12(高校2・3年生)は10時半までと決まっています。
と言っても、生徒は歩いて2分以内で帰ってこられる学校の敷地内のどこかにいるので、
大幅に遅 れてくることはありません。
カナディアン・タイムの彼らは授業を5分、10分と平気で遅れて来るくせに、
門限だけは on time (時間きっかり)なのが不思議です。
カナダで正確な時間を知りたいときは、公衆電話を利用するとよいでしょう。
公衆電話の受話器を取って、ふたたび受話器を置くと時間が表示されます。
とても便利です。日本のように時報を聞くまでもありません。
生徒は門限の時間に1分遅れるごとに、罰としてあることを10回しなくてはいけません。
さあて、何をしなくてはいけないでしょう?世界不思議発見!!
週末、Rosseauから北西へ車で片道2時間かけてSudburyに行ってきました。
用務員 のおばちゃんのキャサリンに連れて行ってもらったのですが、
行きの車の中でキャサリンがサドバリーはニコーの街だと教えてくれました。
細坂さんにニコーのことを聞 いていたので、辛うじて意味がわかりました。
ありがとうございます。
ここの学校は休みが多いということが判明しました。
3週間に1度、4~5日ぐらいの休みがあります。
その間、生徒は誰もいなくなり、食堂は閉まり、
3食トースト に ピーナッツバターの生活が続いています。
地元の生徒は家族のもとへ、海外から来 て
いる生徒はトロントなどでホームステーしたり、ホテルに泊まったりしているよう で す。
私もトロントなど好きな所に行けるのですが、今回はお金が無いのでお留守番!!
以下は休みの日です。暇な人はトロントまで・・・。
10.10~10.15 [Thanksgiving] 6日間 *10日は午前授業で13時にトロント行き のバスが出る。
15日の18時半にトロントから学校へのバスで帰ってくる。
11.07~11.11 5日間
11.28~12.01 4日間
12.18~01.05 [Christmas Break] 19日間
01.23~01.26 4日間
02.13~02.16 4日間
02.27~03.01 4日間
03.12~03.29 [March Break] 18日間
04.08~04.13 [Easter] 6日間
04.30~05.03 4日間
05.21~05.25 [Victoria Day Weekend] 5日間
もちろん、毎週日曜日は休みです。しかも、水曜日と土曜日は午前授業!!
P.S. 門限に遅れたときの罰は『腕立て伏せ』でした。